避難所で使用される間仕切り用の紙管
ここ数年、大きな地震が福島や熊本などで発生し、小学校の体育館などで避難所が開設されました。
体育館に開設された避難所では、被災者と比べて収容できる人数が圧倒的に足りないということがあります。そこで、なるべく多くの人を収容するために、プライバシーの問題が発生します。
ダンボールをパーテーションとしたブースだと、立ち上がったら隣が見えるので、一目が気になる人にとっては苦痛となります。
そこで、ときどきニュースでも取り上げられた、紙管で作られた間仕切りの登場です。
避難所で間仕切り用として使用された紙管
当社でも過去にあった大きな地震のときに、被災地に紙管を寄付させていただきました。その紙管は、間仕切り用として使用されました。
紙管で高さ2mぐらいの柱を4隅に立てます。その紙管には、横向きに穴が十字に2か所空いていて、そこに別の紙管を横方向に通すことができます。その穴を上にして柱を立てます。
横向きの穴に別の紙管を通して、井桁のように組み、紙管が自立します。これが、パーテーションの骨組みになります。
紙管でパーテーションの骨組みを組み立てたら、横方向の紙管にカーテンをかぶせます。
間仕切り用紙管のメリット
避難所のパーテーションに紙管を用いると、金属製と比べてさまざまなメリットがあります。
- 1. 軽いので力の弱い人でも持ち運びや組み立てがしやすい
- 2. ネジなどの部品は必要なく、ガムテープで容易に固定できる
- 3. 解体も容易にできる
- 4. 見た目に温かみがある
- 5. コストが安い
避難所で使用される紙管をお求めなら、立山製紙までご連絡ください。