紙管の種類
紙管の用途による種類
紙管の種類を用途に分けると、さまざまな種類に分けられます。当社では、フィルム用紙管、テープ用紙管、金属用紙管、ポスター用紙管などを扱っています。
フィルム用紙管
ディスプレイの表面のシートなど、特殊なフィルムを巻くための紙管です。フィルムは高価なので、紙管から紙粉が出てはいけませんので、紙粉防止紙管が用いられます。紙粉の防止方法には、表面をコーティングしたり、両端にテープを貼ったりと、さまざまな種類があります。
フィルムを紙管に巻いていくときに、フィルムの巻き始めのところにシワが出来て、最後までフィルムを使用できなくなることがあります。それを防ぐための紙管もあります。
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テープ用紙管
ガムテープやセロファンテープなどのテープを巻くための紙管です。テープを最後まで使い切りたい場合には、紙管の表面にテープがはがれやすい剥離紙を巻いた、表面剥離紙紙管を用いたり、テープによる巻き締まりによるテープのズレを防ぐためにクッション紙管を用いたりします。
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金属用紙管
金属の板を巻くための紙管があります。硬い金属に負けないぐらいの硬さに仕上げた紙管が用いられます。紙管の厚さが1cmを超えてきたら、すでに人の力では紙管を凹ますことができなくなります。それぐらいの硬さです。
金属用紙管の紙管の巻き方の種類としては、強度が出せる平巻紙管が用いられ、スパイラル紙管はあまり用いられません。スパイラル紙管は長さにある程度の自由度がありますが、平巻紙管は、原材料となる紙の幅が紙管の長さの限界になります。
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ポスター用紙管
ポスターを郵送したり保存したりするための紙管です。長さがA1サイズやA2サイズ、B3サイズなど、発送したいポスターのサイズに合わせて切断された紙管です。
紙管の厚さは数mm程度で、両サイドにビニールのキャップが付いた「キャップ付き紙管」と、両サイドを凹まして織り込んだ「折り込み紙管」があります。紙管の内径はキャップの規格サイズで決まります。
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ここまで代表的な紙管の種類をご紹介してきましたが、紙管には、その他にもたくさんの種類があります。紙管のことなら、立山製紙にお任せください。